紙器の制作講座

 B. 展開図に寸法を入れる

 箱の設計寸法を決めるのは、決して簡単ではあ
りません。パッケージの条件がいろいろ違うから
です。

○商品が小さいと箱に使う紙が薄い
○商品が重いと紙が厚い
○商品が箱の中で移動するのを嫌うときはきつく
  する
○商品が箱の中で一点で接しているは内寸と同じ
 にする
○商品を袋に入れる場合は袋や空気の量による
○商品を固定するゲス・トレーを使うときは入れ
  やすい寸法にする

などがあります。

 紙厚によって箱の内寸と設計寸法の差がちがっ
てきます。商品を箱の中に入れる場合に、あまり
きついと作業性が悪くなります。また外からの衝
撃に弱いものなどは緩衝材をいれるため、ずいぶ
んと寸法に余裕を持たなくてはいけません。そし
て箱の構造によっても大きく変わります。ケース
バイケースでいろいろな寸法調整をしま す。

 商品Xの外寸 = 箱の内寸にすると余裕がなくき
ついので

 幅×奥行×高さ

    ( W70 × D 100× H 25) mm

 それぞれに最低でも1〜2mmを加えます。

この場合、設計寸法は

  W72 × D 102× H 27 とします。

 

 


サック箱
箱の内寸
ストレートカートン(ストレートタック) 展開図の例
展開図面
ロックの部分図