紙器の制作講座

最初は簡単な箱をつくってみよう

 パッケージを製作する場合には、一般的に数多
くつくらなければいけません (もちろん売れる商
品)。 そのため、形状をできるだけ簡単にして機
械で貼れるように設計して単価を下げます。そう
すればより多くの利益がでるということです。そ
ういった制約を知らない人が試作を造ってくるの
を拝見すると、非常に面白いものや、アイディア
はいいものがありますが残念なことに実際には使
えません。それはもちろん複雑で手貼りの所が多
いことなどで人件費がかかってコスト高になって
しまうからなんです。
 ちょっと直せば結構いけると思うんですが、経
験と知識を持った人間がまわりになかなか居ない
んだと思います。ということで、すこしの経験と
わずかな知識の中から思い付くまま書き出してみ
ます。そして仕事に趣味に役立てて下さい。

 まずは左図のような一番簡単な箱をつくってみ
ましょう。一般的にはサック箱と呼ばれて、最も
多く見られる構造です。ストレートカートンとも
呼ばれています。応用して少し変えてみると意外
と面白いものが次々に出来ます。





 
ストレートカートン
蓋の位置がまっすぐなのが直サック
異なる面に付いてるのが逆サック

  A. 寸法を測る

 まず、適当な箱の寸法を決めてしまって箱を作
るか。または箱の中に入る物を決めて、その大き
さを測って箱を作ります。

  商品 X の外形寸法を、ノギ スまたは定規や三
角定規を使って測ってみよう。

  注意することは、一番出っ張ったところを垂直
・直角に測ります。

  幅×奥行×高さ

     ( W × D × H ) mm

 この例の場合は、

    70×100×25

 という数値 にしておきます。